さてー、
塊根植物ラバー歴、
早3年目となります。
まだまだヒヨッコですが、
自分流メソッドも積み上げてきたつもりです。( ・ิω・ิ)
この度、
芋幅20cmオーバー、
大きめの「パキポディウム・グラキリス(和名:象牙宮)」
Pachypodium rosulatum var. gracilius の
ベアルート株(現地株・未発根)をお迎えしました。
以下、発根処理作業を実況しながら、
普段気をつけていることをざっくりまとめています。
ご参考までにどうぞ。
発根管理作業の流れ
①根腐れチェック
まずは株の状態チェックから。
隈なく株全体を指圧して、
柔らかさを確認します。
しっかりとした張りがあり
石のように固い。
芽吹きの兆しもあり。
根元を確認↓
根元の腐りはカットしてはじめて分かることも多い。
念のためカットする前には、
剪定ハサミを消毒したい。
雑菌の侵入も抑止できます。
カット後の根元断面↑
黒ずんだ腐食もなく、
すこぶる元気そうだ。
腐敗臭(異臭)の有無も確認したい。
逆に、”固くてペコってる株(凹んでいる株)”のほうが生命力が強い印象です。
発根後水分を取り込むと反動でパンパンに膨らみやすい。
葉付きで元気そうな株であっても、
カイガラムシやハダニが潜んでいないかしっかりチェックしましょう。
一匹でもいたら速攻で駆除スプレーです。
②発根剤ペースト
カットした根元には、
発根剤「ルートン(粉)」や「clonex(ゼリー状)」をペーストします。
今回はclonexをペーストしました。
clonexはゼリー状がおすすめ。
水やりしても展着力があるので流れ落ちにくい。
ベンレートやトップジンなどで殺菌処理することが先決。
③用土づくり
通気性、排水性重視 で配合土を作ります。
培養土の配合率
- 焼成赤玉土(小粒) / 7
- 硬質鹿沼土(小粒) / 3
- くんたん / 少量
- ミリオンA「ブロックシリコ」 / 少量
- 腐葉土 / 少量
通気性、排水性に優れます。
その他、用土内の粉塵を除去することで根腐れを抑止できます。
④鉢植え
厚手のプラ鉢は
保温性が高いのでおすすめです。
今回はシティポットの「シャロー」
Mサイズ(直径25cm)に植えていきます。
|
底穴は複数箇所開けて、
通気性を上げていきます。
さらに通気性を上げるため、
”ふるい網”を鉢内に据え置き、
”底上げ”していきます。
網の上に小粒ベースの用土を盛ります。
最後に上から
グサッと挿し込んで完成。
ボッシュ(BOSCH) 電動ドライバー コードレス 充電式 LEDライト 正逆転切替 家具の組み立て DIY ビット10本 ...
⑤温室管理
安定した温度、湿度、気流、光を供給するため、
室内温室で管理していきます。
温度 | 28〜35度 |
---|---|
湿度 | 55〜65% |
日照時間(LED) | 12〜16時間 |
一日ですっかり乾くぐらいを目安。
適宜、発根促進剤を希釈し潅水 or スプレー噴霧。
AC Infinity MULTIFAN S4 静音 140mm USB Fan 冷却ファン 受信機 DVR プレイステーション Xbox パソコン キ...
管理を始めて10日後
新葉も増え、
花芽もたくさん上がってきました。
順調のようです。
まとめ
今回は安全策で、
プラ鉢植えにして、底上げまで試みました。
もう少し元気になれば、
早々に鉢替えに着手します。
すでに、
でかグラ専用鉢を用意しているのだぁ〜〜😁
室内温室DIY カテゴリー
同カテゴリー一覧
- 2023-02-04
- 2023-02-02
- 2023-01-29
- 2022-09-30
- 2022-04-15
- 2022-01-18
- 2022-01-14
- 2020-10-05
- 2020-09-10
- 2020-07-07