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日目
オペルクリカリア・パキプス現地株【Vol.4】の発根管理 1日目
始まる。
またアイツとの戦いが。
『オペルクリカリア・パキプス現地球の発根管理 Vol.4』
芋幅15cmくらいのベアルート株。
凹凸が多く、
まるまるしたファットなフォルム😊
むき出しのままの根。 輸出入の際の運搬は、しばしばこの状態で行われる。 ①山採り株の、むき出しのままの根。または、その状態の株。 ②栽培株を鉢から抜いて、コンポスト（植え込み材料）が取り除かれて、根が裸になった状態。または、その状態の株
コロナによる輸入制限が解除された直後のマダガスカル🇲🇬便。
オンラインにて購入し、
到着後すぐに株の状態を確認。
やはり、、
と懸念していたことが、、、
主根の切り口、パワータンクのシワ、枝枯れの進行具合から見るに、
現地で刈り取られてから相当の時間が経過（※）しているようです。
コロナの影響で少なからず出国に遅延が生じたか。
とはいえ、
大きめの株で ズッシリとした重み があり、
溢れ出る樹液からは生命の躍動を感じます😲
出会いに感謝。
なんとしても生かさねば！(￣^￣)ゞ
下処理、リセット
枯れ枝の剪定
枝が枯死している箇所は、
水分が行き渡っていないのでシワシワ。
復活の見込みがないので
迷わずカットしていきます。
剪定口には癒合剤をペースト。
できる限り水分の蒸散をストップさせたいところ。
パワータンクの処置
主根切り口にはうっすらと 白カビ が生え、
パワータンクには シワ が生じています。
腐敗や枯死の進行具合をチェックするため
1〜2cm厚でカットしてみる↓
あまり芳しくない。
少し黒ずんだ箇所 が見えます。
さらに上方でカット↓
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殺菌処理
根元以外にも、
枝折れ箇所に白カビが生じていましたので、
ベンレート希釈水で株全体を隈なくスプレー殺菌。
折れた枝元の白カビをしっかり退治するため、
ガーゼで覆って殺菌湿布。
 |  |
↓↓これ以降は温室管理になります↓↓
さらに
′ベンレート風呂′へ5〜6時間ほど半身浴🛀。
活性水に浸す
殺菌処理後、
オキシベロン溶剤で発根を促します。
希釈率40倍（1L当たり25ml）で
10時間くらい浸水🛀。
温室環境
| 温度 | 31〜38度 |
|---|---|
| 湿度 | 50〜65% |
| 鉢内温度 | 38〜39度 |
| 備考 | 遮光、霧吹き |
https://codexgreen.com/creating-greenhouses_1/
雑感
折角の枝ぶりが良いパキプスであっても
すでに枯死した枝ばかりであえなく剪定する羽目にもなります。
オンラインで購入する場合は、
株の状態を把握しづらい。
できれば実店舗で現物を確認することをおすすめしたい。
そして何度も言及しますが、
パキプスの発根管理において最も重要なことは
👆「冷やさないこと」コレに尽きます。
その点、
温室設備があった方が何かと安心です。
そしてもう一点、
当然のことなのですが、
👆「一日でも早く発根処理を開始すること」が肝要です。
パキポディウムやアデニウムほどの貯水性はパキプスにはありません。
特に小さな株の場合は底力に欠けますので尚更のこと。
フレッシュなうちに開始せよ！です。
まとめ
温室が満員御礼なので、
屋外組がジワジワ増えつつあります(^^;;
シェア畑。
最近気になるワードですw。
（続く）
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4 Comments
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Eason
7月 19, 2021 at 00:21
植物を浸すときにベンレート溶液を加熱する必要がありますか？ ベンレートの水温を38度にしますか？ ありがとうございました
mofmof7
7月 19, 2021 at 05:26
If it’s a short time, you don’t really care about the water temperature, but if it’s a long-term flood, you can soak it in a high temperature.
Eason
7月 28, 2021 at 02:50
ベンレート溶液に浸した後、パワータンクを乾かす必要がありますか？ 再度、感謝します
mofmof7
7月 28, 2021 at 12:57
Local unrooted strains should not be dried.
It is better to keep the pot in the water, cultivate it, and keep it moisturized.