11月
1, 2021
【450日目/vol.4】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理|植え替え編
450
450日目
オペルクリカリア・パキプス現地株【Vol.4】の育成を始めて450日目となります。

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フォルム整形
育成後、約一年が経過。
枝も随分と増えました。
さらにフォルムを整えるため、
枯れ枝の残滓 を 削りに削ったり、
このために買った彫刻刀セット↓
前から気になっていた
胴体側部の『出っぱり』も外科手術で除去↓
術後跡は癒合剤でケア↓
ちなみに、
癒合剤を塗らなかった場合、白カビが出やすいよ

植え替え
この勢いついでに植え替えも決行します。
枝も増えたし、
パワータンクもできてるかなぁって
根周り確認
さて、
根周りの状態は?!
!?
発根箇所の下部が柔らかい。。
主根周りが腐ってるか、、
ボロボロ取れるよ↓

奥深くに
瑞々しい白色の組織を確認😲↑
これ多分、、
後から根腐れしたとかじゃなくて、
最初から枯れてた部分が腐食していった 感じですね。
腐食している箇所はすべて削っていきます。
ここでも彫刻刀が役立つ👍
ひとまずは、
オキシベロン(発根促進)+ダコニール(消毒)希釈水に3時間くらい浸けて、
その後断面にルートンを湿布し、
一晩乾かす。
用土作り
株のパワー💪は十分に漲ってる様子なので、
根腐れの心配は少ないかと。
この段階まで至れば、
保湿性のある栄養豊富な用土でも大丈夫そう。
通気性はベラボン任せです。
<配合割合>
❶培養土 5(細粒〜小粒の赤玉鹿沼土他)
❷ベラボン 3
❸肥料 2 (発酵馬糞、化成肥料、マグアンプ)
❹くんたん、ゼオライト 少々
❺オルトランDX 少々

植え込み
事前に用意してた陶器鉢に入らなかった(苦笑)ので、
引き続きシャロー鉢(平プラ鉢)に植えます。



最後に富士砂を化粧して完成↓
あとは温室管理でなんとかなるはず(たぶん)🙏
まとめ
今思えば、、、
①ベア株として到着後に枯れた部分をすべて除去できていれば、腐食を最小限に抑えることができたはず(?)
(※乾燥が進んでいる株の場合、組織の生死境目の判断が難しい)
②フレッシュな断面上に発根剤をペーストできていれば、さらなる発根促進が見込めたはず。
反省点を上げればキリがないですが、
今後の発根管理の糧としたい。
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