オペルクリカリア・パキプス現地球の発根管理を始めて180日目となります。 目次1 〜90日目2 〜120日目2.1 小虫を駆除3 〜180日4 パキプス発根管理における”三箇条”4.1 【その1】鉢内の用土に至るまでしっかりと温める4.2 【その2】排水性、通気性の高い配合土にする4.3 【その3】光を存分に浴びさせる5 まとめ5.1 Related Posts 〜90日目 季節は10月下旬。 室内の窓辺での管理が増えました。 気温24度前後湿度60%前後室内環境 気温の低下とともに、一時の芽吹きラッシュも落ち着いた様子。 とはいえ、 足元ヒーターのおかげか葉っぱが萎れる気配はありません。相変わらず元気な様子。 ぐんぐんと伸び続ける新枝⇣ そういえば 鉢底から覗いていた発根が今では確認できません。 ◆育成一ヶ月目の鉢底(少しだけ根が出ている) 根も”音を上げる”ほど熱いのか、、、 鉢底付近の温度は 38〜40度 くらいはあります。 おそらく鉢内を這うようにして横へと逃げていった(方向転換した)ように思われます。 まぁ元気なんでスルーしてます。 〜120日目 11月下旬。 室内温室へ移動しました ⇣ 温度30度前後(パネルヒーター有)湿度70%前後育成環境 CODEXGREEN -コーデックス/塊根植物、多肉植物の育成日記【室内温室DIY ver.1】簡易室内温室をつくるの巻室内温室づくりに最低限必要なアイテムを揃え、商品レビューを交えながら温室制作を振り返ります。 小虫を駆除 育成当初から塊根部を這い回っていた”小さな虫”が、3、4匹くらいにまで増えた気がしましたので駆除を実施しました。 ◆使用した駆除剤「キング園芸 マシン油乳剤」 キング園芸 マシン油乳剤 500ml614円(11/16 23:46時点)Amazon楽天市場YahooAmazonの情報を掲載しています 乳剤を適量薄めて塊根部を集中的にスプレー噴霧(一回目)。 翌日。 また一匹発見。(2枚目に動画あり) この投稿をInstagramで見る mofmof7(@mofmof7)がシェアした投稿 一週間置いてから再噴霧(二回目)。 それから一か月経ちますが、虫は見当たりません。 果たして彼らは害虫なのか否か。。。。 定かではありません。 合掌 乳剤を混ぜた後はすぐに使い切ること。毒性が増します。 ◆「殺虫剤の失敗談」参考リンク CODEXGREEN -コーデックス/塊根植物、多肉植物の育成日記【悲報】殺虫剤の調合液の持ち越し使用は、ダメ絶対!!カイガラムシやハダニ、アブラムシなどを駆除する殺虫剤は、使用方法をしっかりと確認してから散布しましょう。 明らかな”枯れ枝”も剪定もしました。 〜180日 ワイヤーラック温室へアップデートし、新たなコーデックスもお迎え。 CODEXGREEN -コーデックス/塊根植物、多肉植物の育成日記【室内温室DIY ver.2】「ワイヤーラック」温室へビルドアップするの巻室内温室を「ワイヤーラック」温室へとビルドアップしました。実際に購入した温室器具の使用感をレビューしています。 当初、温室内の温度を、常時30〜32度になるようキープしていました。 しかし一部のベアルート株が根腐れを起こす など、土壌の湿気をうまく揮発できていないようでした。 (※用土の配合、鉢の素材構造も要因) 取り急ぎサーモスタットを調整し直し、常時 33〜34度 へと室温を上げました。 パネルヒーターのサーモスタットの調整温度は40度を超えるメモリに合わせています。 結果的にパキプス(大)は、 新芽ラッシュの予感。 新枝も段々と太くなり始めました⇣ 温度33〜34度湿度50%前後(水やり後60%)水やり頻度少量を2、3日置き。液肥・活力剤を極薄。適宜、霧吹き。育成環境 冬越しの準備はこれでほぼ完了です。 パキプス発根管理における”三箇条” 育成を始めて半年が経過しました。 パキプスの発根管理を振り返って、大事な勘所「三箇条」を以下、覚書き致します。 ※あくまで個人的主観ですのでご参考までに 【その1】鉢内の用土に至るまでしっかりと温める なるべく熱伝導の良い鉢(プラスチック製や素焼き製等)を選択し、パネルヒーターなどを駆使して温めることがとても大事。 鉢の表面を触ってほんのり温かいくらいでは心許ない。 個体差はあると思いますが、多少熱すぎるくらいで丁度いいかも。 鉢の大きさも考慮すべきです。大きすぎては温まりづらく、小さすぎては根の成長を阻害します。 ◆「鉢の大きさと熱伝導」イラスト参考 しっかりと熱が伝わるように大きすぎない鉢で・・・ 【その2】排水性、通気性の高い配合土にする ベアルート株は本当に根腐れしやすい。(実生株は割と強い) 水やり後すぐに表面が乾くくらいの用土で丁度よい。マジで。 水をあげ過ぎないことにも通じます。(水耕は例外) 慣れないうちは市販の配合済み専用土を利用したほうが手堅い。 オススメは、 「ゴールデン粒状培養土(サボテン・多肉植物用)」 「ベストソイルミックス」等 BANKS Collection Best Soil Mix/ベストソイルミックス 3リットル (1)2,046円(11/17 07:17時点)Amazon楽天市場YahooAmazonの情報を掲載しています 天気を気にするひとのブロッグ用土を考える日。 - 天気を気にするひとのブロッグ☔︎/19℃ めちゃ寒…植物取り込むべきでした どれが一番なのか 今年は色々な用土を買いました。 best soil mix -for cutting & seeding- 3kg ¥2,041(¥680/kg)*Tokyで購入の場合 愛仙園 ネオ遠赤スーパーハイスピードPII 10kg ¥2,500(¥250/kg) 植木屋21 オリジナル培養土 (確か10kg ¥2,000くらい) カクタスニシ ハオルチア 専用培養土 B型 10kg ¥1,500 (¥150/kg) あとは鶴仙園さんとイシイさんのところの培養土を試そうと思いながら、使えておりません。 ベストソイルミックスは実生苗の為に特… オリジナルで配合する際も軽石やパーライトを混ぜるなどして、排水性、通気性には最大限考慮すべし。 CODEXGREEN -コーデックス/塊根植物、多肉植物の育成日記【10日目/第2陣】冬から始めるオペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理オペルクリカリアパキプス現地株【第2陣】の発根管理を始めて10日目となります。 【その3】光を存分に浴びさせる 夏場は太陽光の下でガッツリと、冬場は育成ライトの下でガッツリ当てる。 光が弱いと葉っぱ自体も徒長気味で締まりがない気がします。 枝も細くなるようです。 sabotenauction.blogspot.com太陽と鉢は大切! その1「鉢に日が当たるところに置いてください」 「とにかく鉢は小さく、用土は最小限にしてください」 サボテンオークションで扱っているほとんどの植物について、育て方を聞かれると上記のようにお答えしています。 数日に分けて、そのあたりを記事にいたします。 こんな部品で... 【BARREL公式】植物育成LEDライト NEO AMATERAS-20W13,020円(11/16 22:11時点)Amazon楽天市場YahooAmazonの情報を掲載しています まとめ 温度、用土、太陽光。 パキプスをさらに大きくするにはどの要素も欠かせません。 来年こそは花を咲かせるまで元気になってほしい。 (続く) Related Posts【育成2年目/vol.1】オペルクリカリア・パキプス現地株 2度目の植え替え育成2年目、オペルクリカリア・パキプス現地株の2度目の植え替…【〜300日目】オペルクリカリア・パキプス現地株の植え替えオペルクリカリア・パキプス現地球の発根管理を始めて300日目…【〜60日目】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理を始めて第60日目…【〜30日目】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理を始めて第30日目…【〜12日目】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理を始めて12日目と…【〜9日目】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理を始めて第9日目と…【〜6日目】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理を始めて第6日目と…【〜3日目】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理を始めて第3日目と…オペルクリカリア・パキプスの現地球・未発根株を購入するの巻オペルクリカリア・パキプスの現地球をオンラインで購入した際の… 記事が良かったら ↓ ポチッと
【〜180日目】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理
オペルクリカリア・パキプス現地球の発根管理を始めて180日目となります。
目次
〜90日目
季節は10月下旬。
室内の窓辺での管理が増えました。
気温の低下とともに、
一時の芽吹きラッシュも落ち着いた様子。
とはいえ、
足元ヒーターのおかげか
葉っぱが萎れる気配はありません。
相変わらず元気な様子。
ぐんぐんと伸び続ける新枝⇣
そういえば
鉢底から覗いていた発根が今では確認できません。
◆育成一ヶ月目の鉢底(少しだけ根が出ている)

根も”音を上げる”ほど熱いのか、、、
鉢底付近の温度は 38〜40度 くらいはあります。
おそらく鉢内を這うようにして
横へと逃げていった(方向転換した)ように思われます。
まぁ元気なんでスルーしてます。
〜120日目
11月下旬。
室内温室へ移動しました ⇣
小虫を駆除
育成当初から塊根部を這い回っていた”小さな虫”が、
3、4匹くらいにまで増えた気がしましたので
駆除を実施しました。
◆使用した駆除剤「キング園芸 マシン油乳剤」
キング園芸 マシン油乳剤 500ml
Amazon楽天市場Yahoo
乳剤を適量薄めて
塊根部を集中的にスプレー噴霧(一回目)。
翌日。
また一匹発見。
(2枚目に動画あり)
一週間置いてから再噴霧(二回目)。
それから一か月経ちますが、
虫は見当たりません。
果たして彼らは
害虫なのか否か。。。。
定かではありません。
合掌
◆「殺虫剤の失敗談」参考リンク
明らかな”枯れ枝”も剪定もしました。
〜180日
ワイヤーラック温室へアップデートし、
新たなコーデックスもお迎え。
当初、温室内の温度を、
常時30〜32度になるようキープしていました。
しかし
一部のベアルート株が根腐れを起こす など、
土壌の湿気をうまく揮発できていないようでした。
(※用土の配合、鉢の素材構造も要因)
取り急ぎサーモスタットを調整し直し、
常時 33〜34度 へと室温を上げました。
結果的にパキプス(大)は、
新芽ラッシュの予感。
新枝も段々と太くなり始めました⇣
冬越しの準備は
これでほぼ完了です。
パキプス発根管理における”三箇条”
育成を始めて半年が経過しました。
パキプスの発根管理を振り返って、
大事な勘所「三箇条」を以下、
覚書き致します。
※あくまで個人的主観ですのでご参考までに
【その1】鉢内の用土に至るまでしっかりと温める
なるべく熱伝導の良い鉢(プラスチック製や素焼き製等)を選択し、パネルヒーターなどを駆使して温めることがとても大事。
鉢の表面を触ってほんのり温かいくらいでは心許ない。
個体差はあると思いますが、多少熱すぎるくらいで丁度いいかも。
◆「鉢の大きさと熱伝導」イラスト参考
しっかりと熱が伝わるように大きすぎない鉢で・・・
【その2】排水性、通気性の高い配合土にする
ベアルート株は本当に根腐れしやすい。
(実生株は割と強い)
水やり後すぐに表面が乾くくらいの用土で丁度よい。
マジで。
慣れないうちは
市販の配合済み専用土を利用したほうが手堅い。
オススメは、
「ゴールデン粒状培養土(サボテン・多肉植物用)」
「ベストソイルミックス」等
BANKS Collection Best Soil Mix/ベストソイルミックス 3リットル (1)
Amazon楽天市場Yahoo
オリジナルで配合する際も軽石やパーライトを混ぜるなどして、
排水性、通気性には最大限考慮すべし。
【その3】光を存分に浴びさせる
夏場は太陽光の下でガッツリと、
冬場は育成ライトの下でガッツリ当てる。
光が弱いと葉っぱ自体も徒長気味で締まりがない気がします。
枝も細くなるようです。
【BARREL公式】植物育成LEDライト NEO AMATERAS-20W
Amazon楽天市場Yahoo
まとめ
温度、用土、太陽光。
パキプスをさらに大きくするには
どの要素も欠かせません。
来年こそは
花を咲かせるまで元気になってほしい。
(続く)
Related Posts
記事が良かったら ↓ ポチッと
RELATED POSTS
【〜60日目/vol.3】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理|土耕編
オペルクリカリア・パキプス現地株【Vol.3】の発根管理を始めて60日目となります。
【vol.3/開幕】オペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理
オペルクリカリア・パキプスの現地株の発根管理は、今回で3度目の挑戦になります。株の状態チェックや今後の展望など。
【〜60日】根腐れパキポディウム・グラキリス再発根チャレンジ④
根腐れパキポディウム・グラキリスの再発根チャレンジ60日目となります。
【新連載】根腐れパキポディウム・グラキリスの再発根チャレンジ①
根腐れパキポディウム・グラキリスの再発根チャレンジ1日目となります。