1月
22, 2019
【〜21日目】冬播種 2018/コミフォラ、パキポディウム、ブルセラetc.
21
室内温室で始める「夏型コーデックスの冬播種/2018W」
夏型コーデックスの種子を播種してから
21日が経過しました。
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14日目
ブルセラ!
お前はカリン塔か。
ブルセラはこじれ気味。( ̄へ ̄|||) ウーム
発芽率は思わしくない。
ブルセラ・ファガロイデス発芽状況
序盤のカビが応えたか・・・
グラキリスは順調な滑り出しです。
この子達は全くカビとは無縁。
直管式LED照明の直下ですくすく成長⇣
パキポディウム・グラキリス発芽状況
んで、
こじれにこじれているコミフォラ!!
どいつも動かぬ、動かぬのだぁぁ〜
先日早々に、約一名発芽したものの(コミフォラ・ロンギペデセラータ)、
その後成長が止まる。
コミフォラはほぼほぼ望み薄か。
も一回種子を取り出して、
オキシベロン液に数時間浸すことにしました。
さらにヒーターの上で加温を試みる。
21日目
おっ!?
マジかっ!!
コミフォラ・ロンギペデセラータが複数発芽してるじゃないか!
まさかの +3つ の発芽を確認。
やァッた━━ヾ(●゚v゚○)ノ゙━━!!!
いやはや一度は諦めましたが、
播種から約三週間かかりました。
うっかり片付けなくてよかった(苦笑)
足元ヒーターで温め続けていたのが功を奏したのか。
・・ということで、
急ぎ他のコミフォラ種子も温める事に。
なるべくパネルヒーターの熱が行き渡る場所に設置してみました。
コミフォラ発芽状況
室内温室で種子をカビさせないための覚書
今回、用土の熱湯消毒、
種子の殺菌をしていたにも関わらずカビは発生しました。
カビが原因でお釈迦になった種子も多いようです(涙)
以下、
今回の播種で学んだ反省を覚書しておきます。
ご参考まで。
※室内温室環境に限った覚書ですが、
一部屋外環境にも通じると思います
徹底した換気を心がける
温室内は思いの外ほか湿気が籠りがちです(停滞してます)。
サーキュレーターや撹拌線を常時回し続けるなどして換気を徹底する必要があります。
種子の外殻を取り除く
事前に種子を一定時間水に浸してから播種すると発芽を促すといいます。
その際、ふやけた種子の外殻をできるだけ取り除くようにしたい。
種子の外殻は非常にカビやすいです。
排水性+通気性+殺菌済みの用土を使用する
室内温室では屋外環境のような通気性はとても望めません。
赤玉土やピートモスのような保水性のある用土に加え、
軽石やバーミキュライト、パーライトなど通気性や排水性の高い用土を多めに混ぜ込んでおくほうが無難。
加えて、90度以上のお湯で土を熱湯消毒すれば余計に幸せになれます。
赤玉土に関しては高温殺菌済みの焼成土(小粒、細粒)がおすすめ。
種子を殺菌消毒する
できれば種子を殺菌をしておいたほうがカビを抑制できます。
ホーマイ水和剤やベンレートが割とポピュラーのようです。
今回希釈水に浸すまではしませんでしたが、
播種後に霧吹きをし、余り水を腰水として活用しました。
(それでもカビるという・・・)
まとめ
序盤のカビが痛かった。
その都度洗ってなんとか凌いだつもりだが、
手遅れになった種子も多いようだ。
果たして、
約三ヶ月後の鉢上げまでにどれだけ生き残るか。
(続く)
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