- この記事をおすすめしたい人
- ✅植物の夏越し対策に迷っている人
- ✅西日本で夏場に冬型塊根(コーデックス)の発根管理をしてる人
前回の記事では、
植物を冷やす方法として「二重鉢」をご紹介しました。
▼「二重鉢」の記事はこちら
今回はさらなる冷却効果を実現するため、
「ペットボトル氷」❄を使用した冷却方法を試みました。
用意したもの
①500mlペットボトル氷 複数本
空きペットボトルに水道水を入れて凍らせるだけ。
牛乳パックや保冷剤でも代用可。
② 植木鉢が収まる大きめのボックス
植木鉢とペットボトル氷を収容するボックス。
衣装ケースで代用可。
アイリスオーヤマ 収納ボックス 衣装ケース ふた付き 丈夫 頑丈 大型 キャリー 幅44×奥行74×高さ35cm ネイ...
③ネコ避けシート
本来の使い方とは異なりますが、
通気性を担保するためのボックス内底敷シート。
園芸用の花かごや、薄型の育苗箱を真反対にして代用可。
その他、
鉢内の温度、周辺温度を計測するための温度計を適宜用意。
ちなみに冷暗所の温度湿度計測は Switchbot (温湿度計)を使ってデータ収集しています。
出先からリアルタイムで確認可能👍
SwitchBot 温湿度計プラス Alexa 温度計 湿度計 - スイッチボット スマホで温度湿度管理 デジタル 高精度 ...
▼関連リンク
セッティング
ベランダの日陰に収納ボックスを設置。
中にはネコ😺避けシートを敷く。
二重鉢で発根管理中のペラルゴニウム・ミラビレと、
隙間にはペットボトル氷を収容。
ちなみに検証した日の温度は、、
【検証結果】温度推移
【初日】 ペットボトル氷4本 設置
【二日目】ペットボトル氷10本 設置
想定以上の好結果(≧∇≦)b
氷4本だけでもまずまずの結果でしたが、
本数を10本にまで増やした場合、
開始2〜4時間で 落差10度以上を実現!
冷却持続性も軒並みアップ!
ペットボトルを回収した時点(17:30)の鉢内温度は 25.9度と、
冷暗所の温度と比較して 7度も低い。
キタ━━ヾ(゚∀゚)ノ━━!!
ペットボトル氷の メリット・デメリット
メリット
⭕持続性が高い(本数次第でさらにUP)
⭕電気を使わず、天然の風光を利用
遮光率や氷の本数で温度調整も可能。
電気代は常時稼働している冷凍庫だけ。
植物の夏越し対策は勿論なんですが、
「冬型塊根の発根管理を」
「夏場の屋外で」
実施する場合は特に有効策です。
デメリット
❌大容量の冷凍庫
言わずもがな面倒なのが、
毎日の冷凍&セッティング作業(¯―¯٥)。
夕方にペットボトル回収 → 冷凍 → 翌朝セッティング → 回収・・・
この一連のルーティン作業を発根するまで、株が安定するまでは継続すると・・・
複数本のペットボトルを収容できる大容量の冷凍庫も必須。
まとめ
溶けた氷水はそのまま凍らせずに水やりで活用してます。
ベランダに水道が来てない構造なんで丁度いいんです。
って、前向きに捉えてみる。。
( ´Д`)y━・~~
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