40
日目
根腐れパキポディウム・グラキリス再発根チャレンジ
前回の続き↓
根腐れグラキリスの再発根チャレンジを始めて40日目となります。
30〜35日目
ルートンを塗り、
鉢底から24時間温め続けてから、
4、5日が経過。
特に状態は変化なし。
相変わらず、
芋のシワ部分は少し柔らかい。
念のため、
根元を確認してみる。
うっすら 白カビ が生えているではないか!?
(ルートンの粉とかぶって分かりづらいですが)
これはいかんと、
急いで歯ブラシをつかって
カビをこそぎ落とす。
おそらく、
根元に活性剤スプレーをしていたのが
裏目に出てしまったようです。
(その後、スプレーは取りやめました)
オキシベロン溶液に浸す
挽回するため、
オキシベロン溶液(発根促進)に
丸1日浸すことにしました。
まるで風呂でくつろいでいるかのような雰囲気。
この緊張感のなさは一体・・・・
と、それはさておき、
この先どうしようか。
蘭鉢から「スリット鉢」へ移植
「もっと温めて刺激を与えたほうがいいかもしれない。」
そんな思いから、
「鉢高が低いスリット鉢」へ
移植することにしました。
如何せん、
蘭鉢では高さがあるため、
根元(鉢の上部)まで熱が届かないようです。
取り急ぎ、
スリット鉢(黒)をホームセンターで購入。
10個セットで400円? 200円しないくらいでした⇣
植え替えに当たり、
さらに排水性の高い用土に変更することにしました。
鉢底石と粗目の土を投入し、
あらかじめフルイにかけていた
小粒の用土を上から注ぐ。
完成⇣
ひとまずは、
こちらで様子を見ます。
35〜40日目
スリット鉢へ植え替え後、
5日が経過。
絶水しつつ、24時間温め続けました。
鉢をコンパクトにしたおかげで、
熱伝導も上がったようです。
結果。
また少し柔らかくなったような・・・
うむぅ・・・ヤバイな。
以下の記事を読む限り、
危険信号が灯っていることは間違いなさそうです(ToT)
Pantha's Labyrinth
パキポディウムが健全であるとき、成長期・休眠期にかかわらず幹は固く張っている。その幹にしわが寄り、縮み、柔らかくなるのは、危険信号である。成長期において、このような状況になる理由は、根が水分を吸い上げられない状況になっているということである。
Pantha's Labyrinth
問題なのは、用土が湿っていても変わらないという場合である。その理由は、(灌水が少なすぎたり、多すぎたり、濃度障害を起こしたり、用土の温度が高すぎたり・・・その他の原因で)根が傷んでしまって、もはや水分を吸い上げられない状況にあるということである。パキポディウムは不定根はまず出ない。根の基部まで傷めば致命的と考えてよい。
いずれにしろ、
発根させる以外に道はなさそうです。
「水耕栽培」に変更
最終手段に出ます。
そう、
「水耕栽培」です。
これで発根しないなら、
回復はほぼ不可能かもしれません。
参考
(instagramより)
水耕によってグラキリスの発根を成功させている方もいらっしゃいます⇣
水温は低くなりすぎないよう、
28度以上はキープしたほうが良いとのこと。
早速、
20~30倍のメネデール希釈水を生成。
↑メネデールの節約のため、
小さなガラス瓶(モロゾフのプリン瓶です)を利用しました。
グラキリスを浸す。
ヒーターの上に直置きして保温することにしました。
水温は32〜34度くらいか。
温度調節はどうにでもなりそう。
最後に、
根に光が当たると負担が掛かってしまいますので、
即席で作った「ガムテープ粘着面の貼り合わせ」を
瓶に巻いて完了。
2日に一度くらいの頻度で水替えをしながら
予後観察していきたい。
まとめ
生き残る確率は、
10%を切るくらいでしょうか。
いよいよ追い詰められた気がします。
水耕を続けて発根すれば号泣もの。・゚・(ノ∀`)・゚・。。。
ブヨブヨになってくれば違う意味で号泣(ToT)です。
嬉し涙で終わりたい。
(続く)
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