温室内の温度が思うように上がらない。。。。
夜間は 27度台。
日中も 31度にすら届かない 状態。
(外気温/最高14度、最低10度)
理想は 33〜34度くらい を
常時キープしたいところ。
現在使用中の温室内の暖房機器は、
昭和精機のパネルヒーター(200w)+ 足元暖房器2台(※弱30wに設定)
なるべくならこれ以上電熱ヒーターは増やさずに
温度を上昇させたいところ。
いろいろ考えた結果⇣
「ラックを断熱材で囲む」という方法。
こんな完成イメージ⇣
加温ではなく、
保温性を高める という施策。
ラックの「左右」と「背面」と「底面」を断熱ボードでカバー し、
その上からビニールカバーを被せて密封率を向上させる。
つまりビニールカバーのたわみが生み出す空間を埋めることが目的です。
【新たに揃えた器材】
・「中空ポリカーボネートボード(透明) 1820×910×4.5」3枚
・「ステンレスフック(片面粘着)12個入」
・「コーナーガード(透明/両面テープ付き)2m」delete
設置までの流れ
①ポリカボードをカット
ラックのサイズに合わせて
ポリカボードをカットしていきます。
カットには
大型のカッターナイフを活用しました。
### ②ボードにコーナーガードを装着
ボードの四角を「コーナーガード」で保護しました。
(別途購入品)
ビニールカバーを傷つけてしまわないための施策です。
直角に貼り付けるためには
真ん中を90度角に切り込みを入れる必要があります⇣
⇣付属の両面テープを貼り付けて貼り付けていきます
(※赤テープは、付属の両面テープの剥離紙)
装着後⇣
③吊り下げ用のフックをボードに接着
ボードの上部にステンレスフックを貼り付けて(片面粘着)、
ワイヤーラックに引っ掛けられる(吊り下げられる)ようにしました。
実際に吊り下げてみる⇣
④上からビニールカバーを被せて完成↓
ボードを吊り下げた後、
上からビニールカバーを被せて完成です。
ボード設置後の温度上昇率の計測
ボード設置前後の温度変化を計測するに当たり、
できるだけ育成環境水準が同程度になるよう心がけました。
(一日の天候、育成ライトやパネルヒーターの稼働時間、水やり間隔(湿度)など)
計測時期:12月中旬、外気温/最高15度、最低10度
最高温度:32.3度
最低温度:27.4度
⇣
□ボード設置後の温度(24時間内)
最高温度:33.7度
最低温度:29.5度
結果、概ね
約+1.5度の上昇。
予想通り。
まずまずの成果。
まとめ
いまさらなんですが、
もっと費用対効果の高い温室を構築できた気もします汗
最初から既製の温室を購入するとか(そこは言わないでw)
それでも、
他にはない唯一のオリジナル温室だからこそ
植育のモチベーションも上がるというもの。
温室道はまだまだ続く。
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