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ここのところ播種の失敗が多い。
前回、ブルセラ・ファガロイデスの種子を蒔いたものの早々に全滅。再度、ブルセラの種子を購入し実生からの育成にチャレンジします。
2018-10-15 09:38
室内温室環境を整えただけでは
とても事足りないようです。
室内温室を「ワイヤーラック」温室へとビルドアップしました。実際に購入した温室器具の使用感をレビューしています。
2018-11-22 15:45
ならば、
「播種成功の秘訣」とは何ぞや。
一つ、
「用土」にあり。
実は今までは挿し芽用土すら使わず、
粗めの多肉用土をそのまま使っていました。
勿論、悪くはないんでしょうけど、
より根着きを良くするには、
細粒のほうが好ましいようです。
かと言って、
一般的に売られている挿し芽用土では、
保水性がありすぎる嫌いがあります。
◆参考・サボテンの土⇣
どれも、
帯に短し襷に長し、
といったところ。
求めるは、
細粒でなおかつ、
排水性と通気性の高い用土。
この際ですから、
コーデックスに最適な播種用土を
自作することにいたしました。
今回活用した播種用の混合土、配合率
- 赤玉土(小粒)/3
- 鹿沼土(小粒)/3
- 日向土(細粒)/1
- ゴールデン粒状培養土(サボテン・多肉植物用)/ 1
- サカタノタネの挿し芽用ピートモス /1
- くんたん / 少量
- パーライト / 少量
- ゼオライト / 少量
- ミリオンA / 少量
- マグアンプ / 少量
- 金澤バイオ肥料 / 少量
- 牛糞 / 少量
- 参考リンク:「用土を作るメモ書き」|天気を気にするひとのブロッグ
- http://ritoman.hatenablog.com/entry/2018/05/09/200053
播種用土作り
①基本用土の微粉を取り除く
赤玉土(小粒)/ 鹿沼土(小粒)
日向土(細粒)
ゴールデン粒状培養土 サボテン・多肉植物用
以上の用土を混合して、
網目サイズ 約2~3mm のフルイで微塵を取り除いていきます。
水はけを良くするための処置です。
②粒を分別する
次に、
網目サイズ 約5~6mm のフルイで粒を分けます。
細粒を播種用として、
小粒は成木用として利用。
③肥料、バランス用土を混ぜる
パーライト
ゼオライト
ミリオンA
マグアンプ
くん炭
金澤バイオ肥料
臭わない肥料「醗酵牛ふん(東商)」と「土の薬膳®︎BIO肥料(金澤バイオ研究所)」を購入レビューしています。
2018-11-12 18:30
発酵牛ふん
④土をふっくらさせる
最後に、
排水性と保水性を兼ね備えた
ピートモスを混ぜる。
今回はあえてノーマルのピートモスではなく、
「かんたんさし芽 タネまきの土」(主原料ピートモス)にしました。
完成! ⇣
まとめ
さっそくコチラの用土を、
ブルセラ・ファガロイデスのベアルート株に活用中。
約3週間で新たな発芽を確認。
カビも生える様子はなく順調のようです。
自作が面倒な人は高価ではありますがプロ仕様の用土⇣