11月
24, 2018
【第2陣開幕】冬から始めるオペルクリカリア・パキプス現地株の発根管理
新たに
マダガスカルからの風が到来しました。
オペルクリカリア・パキプス
operculicarya pachypus
ベアルート株(未発根)になります。
最大幅6cmの小ぶりですが、
バランスの良い樹形です。
グランカクタスさんより購入しました。
(お値段は秘密です)
以下、
到着〜植え込みまでを
まとめています。
ちなみにパキプスの発根管理は、
「夏輸入のベアルート株」に続いて2度目の挑戦となります。
◆参考:一回目のオペルクリカリア・パキプス現地球・未発根株の購入レビュー
開封の儀
注文後、
2、3日で到着。
ベアルート株は予断を許さない状態だけあって
素早い対応が嬉しい。
開封↓
もさもさを剥ぎ取ると
新聞紙にくるまれた現物が(ミイラかw)↓
新聞紙とペーパータオルを剥ぎ取って、ついに
モンスター現る!!
相変わらず、
ゲームの敵キャラっぽい面構えだw
パワータンクは切り落とされていますが、
主根の切り口の水々しさは及第点か。
新たにカットする必要はない、
と判断しました。
「霧吹き」で状態チェック
思っていたよりも
幹が緑がかっていて少し安心しました。
枯れた根をカット
まずは枯れた根を切り落とす作業から。
分岐した細根はさすがに枯れ具合が激しい。
思い切ってカットしていきます。
メネデールで活性化
何せ採取から約20日間、
カラっカラの水不足でしょうから、
メネデール希釈水に浸してあげることにしました。
一応ミリオンAも投入。
水質が長持ちするようおまじないです。
さらに、
水温30度以上は常時保ちたいので、
室内温室に入れ、
なおかつ足元ヒーターの上に直置きしました↓
さながら実験室の様相を呈してきたぞww
いまにも動き出しそうだ〜
モンスター現る・・・・
2日後
温めたことによってメネデールの鉄分が化学反応を起こし、
水が赤褐色に染まりました。
ここは想定内。
次に植え込み作業を開始します。
発根促進剤ルートンを湿布
主根部分のアップ↓
主根全体にルートンを塗りつける↓
土入れ
用土は多肉専用土をベースに、
肥料や軽石などを配合しました。
ざっくりと以下。
- 多肉専用土 4
- 鹿沼(小粒) 3
- ゴールデン粒状 1
- 赤玉土(小粒) 少量
- 日向土(細粒) 少量
- くんたん 少量
- ゼオライト 少量
- パーライト 少量
- 金澤バイオ肥料 少量
- ミリオンa 少量
- マグアンプ 少量
- 参考リンク:「用土を作るメモ書き」|天気を気にするひとのブロッグ
- http://ritoman.hatenablog.com/entry/2018/05/09/200053
※鹿沼土を多めに入れています。
夏に購入したパキプスの培養土が調子が良かったためです。
使用したポットは
「BANKS社製のロングポット」。
オペルクリカリアとか、ボスウェリアとか、コミフォラのような
長〜い主根の植物には最適です。
出来上がり
斜めったw
まぁ来年夏には植え替え予定なので
このままでいいかと。
念押しで、
鉢内の温度を下げないように、
即席でこしらえたプチプチダウンを着せてあげました^ – ^
育成環境おさらい
育成開始時期は11月下旬。
日中の気温は12〜15度、
夜間は5〜10度くらい。
鉢内温度は
最低でも30度以上をキープしておきたいところ。
室内温室環境
温度 | 30度〜32度(鉢底付近は36〜37度) |
---|---|
湿度 | 60%前後 |
温室備品 | 足元ヒーター(24時間)/パネルヒーター (24時間)/ 植物育成LED(朝〜夜まで)/換気ファン(24時間) |
潅水間隔 | 4〜5日置き |
◆参考
AC Infinity MULTIFAN S4 静音 140mm USB 冷却ファン 受信機 DVR プレイステーション Xbox パソコン キャビ...
まとめ
引き続き、植物に動きがあれば
レビューしていきます。