昨年末に播種した(実生5〜7ヶ月)、
ブルセラ・ミクロフィラ Bursera microphylla↓
コミフォラ・クラウセリアナ Commiphora kraeuseliana ↓
この子達は選びに選びぬかれた
超特選の 徒長株 ですww
IMG_7450
IMG_7452
IMG_7453
IMG_7451
室内温室環境
温度 | 湿度 | |
---|---|---|
秋〜冬 | 25〜34° | 50〜65% |
春〜夏 | 50〜65% | 50〜65% |
ヒョロ長い株達がさらに上に伸びないように(頂芽抑制)、
側芽(腋芽)促進 効果のある
「ビーエー液剤(BA液剤)」の散布を試験しました。
ビーエー液剤(BA液剤)とは
クミアイ化学工業株式会社
植物ホルモンの一種であるサイトカイニンと類似の作用を示すベンジルアミノプリンを主成分とする植物成長調整剤です。
主な効能
ご使用における注意事項(抜粋)
噴霧する際はマスクや防護メガネをしたほうがよい。 など
植物ホルモン「サイトカイニン」「オーキシン」の作用
wikipediaより引用
「サイトカイニン」は側芽の成長を促進し、多くは根で合成されます。
対する「オーキシン」は、頂芽で合成され、側芽の成長を抑止します。
詳しくは以下リンクをご参照ください。
ビーエー液剤を散布する
①剪定
徒長が激しいものは主幹から強剪定し、
切り口に癒合剤をペースト。
癒合剤は先日紹介したケアヘルス オー↓
ついでに挿し木もチャレンジ↓
②ビーエー液剤を希釈
BA取説の希釈率を見ると、
りんごの苗木で50〜100倍、カーネーションで300倍、アスパラガスで300〜600倍、きくで2000〜4000倍、云々。
実生5〜7ヶ月目のコミフォラ、ブルセラの主幹の固さは「りんご〜カーネーション」ぐらいと想定し、100倍の希釈水 を作成する。
水50mlに対し、液剤0.5mlで100倍の希釈率。
0.5mlは約7〜8滴くらいか。
液剤ボトル側面には1mlごとにメモリがあるのでわかりやすい。
③散布
「主幹」のみに絞ってスプレーしました。
枯れるリスクを踏まえると植物全体に噴霧する勇気はなく、何しろ根拠のない希釈率でしたので、、遠慮気味に(汗)。
散布から一週間後
早くもBA効果が出てきました!
ブルセラ・ミクロフィラ
Bursera microphylla
脇芽がたくさん!
全くと言っていいほど側芽の気配がなかったので正直驚きです。
コミフォラ・クラウセリアナ
Commiphora kraeuseliana
元々側芽が出ているものもあったのですが、
さらに拍車が掛かったようです。
まとめ
それほど
的はずれな希釈率ではなかったようです。
パキポディウムやオペルクリカリア、
その他のコーデックスには試していませんが、
BAで枯れたという声も耳にしたことがありますので、
導入は慎重にどうぞ。
植物についてもっと勉強してみたくなってきました↓